映画_わたしは最悪 The Worst Person in the World(2022) _ヨアキム・トリアー監督
https://www.youtube.com/watch?v=FAgXnyE19bw
本年度アカデミー賞【脚本賞】【国際長編映画賞】ノミネート! カンヌ国際映画祭【女優賞】受賞!世界の映画賞を席巻!!<最悪>な本音が、<最高>の共感を得て、遂に日本へ――ノルウェーの奇才ヨアキム・トリアー監督最新作。
学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない!」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分のユリヤ。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人アクセルは、妻や母といったポジションをすすめてくる。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだユリヤは、若くて魅力的なアイヴィンに出会う。新たな恋の勢いに乗って、ユリヤは今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとするのだが──。
行けていなかったが、映画通の皆さまがこれだけは今年見ておかないと、とおっしゃるようなのでお盆休みに映画館に拾いにいく。
新宿シネマカリテ。久しぶり
自分には、結構、理解が難しかった。
読み解くのは結構難しい映画だと思う。エンディング曲の「3月の水」のコンテクストが分かるくらいの教養がないと厳しいのではないかと思う
北欧バイブスは西欧のそれよりも更に理解に苦しむところが以前からあるが、この映画からもそれを感じた
プログレッシブな流れは女性(及び男性)を解放したけれど、「大文字の正義」は必ずしも個人の生の営み(幸せ)とは関係ない、というようなことを暗に語っているのだろうか、と薄っすらと受け止めたが、難しい。2回目見たらもう少し分かるのかもしれない
この系統だと日本には濱口監督がいるし、濱口作品の方がまだ理解しやすい気がした
ユリア役の主役の女性は魅力的だった